カルチャー

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映画「お嬢さん(아가씨)」

それほどアジア映画は観ていないのですが、パク・チャヌク(朴贊郁)監督の作品は、「オールドボーイ」など復讐三部作から「イノセント・ガーデン」まで割と網羅しています。どこが良いのかと言うと、女性視点で撮る監督だから、ということになるでしょうか。...
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これぞ暁斎! Bunkamura ザ・ミュージアム

世界屈指の河鍋暁斎コレクターとして知られるイスラエル・ゴールドマン氏所蔵の貴重な作品約180点が一堂に会する展覧会です。暁斎の展覧会は、一昨年の夏に開催されて(こちらでご紹介)以来ですが、今回こんな作品も!というようなラインナップで見応えあ...
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パロディ、二重の声 東京ステーションギャラリー

1960年代中頃から70年代にかけて社会を彩った「パロディ」に焦点をあてた展覧会です。絵画やイラストを中心に、伊丹十三が企画・出演しているテレビ映像や、オリジナルに訴えられたパロディの裁判記録まで、出品作品は多岐にわたっています。展覧会のポ...
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映画「静かなる叫び(Polytechnique)」

「灼熱の魂」で鮮烈な印象を残したカナダの監督、ドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve)。その後も「プリズナーズ」「複製された男」「ボーダーライン」と注目作を発表してきましたが、これから日本公開される「メッセージ」の前評判も高...
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映画「ラ・ラ・ランド(La La Land)」

日本時間で今日発表される第89回アカデミー賞、史上最多タイの13部門14ノミネート(主題歌賞で2曲)されている作品です。黒人を描いた「ムーンライト」や「Fences」も期待されていますが、大方の予想では本作が作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞、...
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映画「たかが世界の終わり(It's Only the End of the World)」

このブログでも「わたしはロランス」「トム・アット・ザ・ファーム」「Mommy/マミー」とベタ褒めしてきたグザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan)監督の最新作です。昨年のカンヌ映画祭でグランプリを獲得しているのですが(パルムドールは「わ...
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ティツィアーノとヴェネツィア派展 東京都美術館

日伊国交樹立150周年を記念した展覧会です。イタリア・ルネッサンス美術において15世紀後半から16世紀にかけて活躍したヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノ・ヴェチェッリオを中心に、ティツィアーノの師ジョヴァンニ・ベッリーニや後輩ヤコポ・ティン...
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映画「タンジェリン(Tangerine)」

2015年の東京国際映画祭で上映されて評判を集めた作品です。監督・脚本を務めたショーン・ベイカー(Sean Baker)は本作が長編映画5作目、日本公開作としては3作目だそうですが、私は初めて知りました。アンダーグラウンドの世界やマイノリテ...
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映画「エゴン・シーレ 死と乙女(Egon Schiele: Tod und Mädchen)」

天才画家エゴン・シーレの半生を描いた作品です。脚本と監督はオーストリア人のディーター・ベルナー(Dieter Berner)。エゴン・シーレ役を務めたノア・サーベトラ(Noah Saavedra)の端正な顔立ちもあいまって、映画全体が耽美的...
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テーブルウェア・フェスティバル2017

たまには違った分野に触れてみようと、東京ドームで開催中のテーブルウェア・フェスティバルに行ってきました。球場のグラウンドいっぱいに窯元や陶磁器ブランドが出展していて、終了時間までかなり賑わっていました。食器の人気にビックリしつつウロウロして...