カルチャー

カルチャー

ピーター・ドイグ展 東京国立近代美術館

いま最も注目を集める画家、ピーター・ドイグ(Peter Doig)の日本初個展を観てきました。スコットランドのエジンバラで生まれ、トリニダード・トバゴとカナダで育ったドイグ。現在はトリニダード・トバゴとロンドンに拠点をおき、それらの風景や映...
カルチャー

映画「コリーニ事件(Der Fall Collini)」

ドイツでベストセラーになったミステリ小説の映画化作品です。犯人が逮捕された時点から物語が始まる、いわゆるホワイダニット (Whydunit)タイプの法廷劇で、被告側弁護士による犯人の動機解明が主眼となります。弁護士である原作者フェルディナン...
カルチャー

真珠 – 海からの贈りもの 渋谷区立松涛美術館

古くから人々を虜にしてきた「真珠」の展覧会です。ヨーロッパでは古代から装身具として親しまれ、日本では明治から注目され、いまでは誰もが一つは持っている「真珠」の魅力と歴史に迫ります。16世紀イギリスの宮廷では、富や権力の象徴として「真珠」が重...
カルチャー

オラファー・エリアソン ときに川は橋となる 東京都現代美術館

東京都現代美術館で開催中のオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson)の個展を観に行ってきました。会期が変更されましたので2020年9月27日(日)までご覧になれます。エリアソンは、急激に変化している地球の気候変動に対し、私たち...
カルチャー

映画「ペイン・アンド・グローリー(Dolor y gloria)」

スペインの名匠ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodóvar)の最新作です。このブログでもモナドが開店した2008年以降の公開作は、監督作品である「抱擁のかけら」「私が、生きる肌」「アイム・ソー・エキサイテッド!」「ジュリエッタ」も、...
カルチャー

映画「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語(Little Women)」

話題作ですね。グレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)監督がオルコット(Louisa May Alcott)の「若草物語」を脚色し、前作「レディ・バード」に続いてシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)とティモシー・シャラメ...
カルチャー

バンクシー展 天才か反逆者か 横浜アソビル

現在モナドがイベント出店中の横浜で大注目。常に話題を提供しづけるバンクシー(Banksy)の作品を集めた展覧会です。最近も医療従事者を讃えるドローイングや、Black Lives Matterに言及した作品に続くコルストン像に関する主張が世...
カルチャー

映画「ハリエット(Harriet)」

ミネソタ州の事件の波紋が全米に拡大している昨今ですが、この映画は黒人が家畜のように売買されていた約150年前、地下鉄道(Underground Railroad)の車掌(conductor)として、その後は南北戦争の指揮官や解放運動の活動家...
カルチャー

映画「デッド・ドント・ダイ(The Dead Don't Die)」

特にファンでもないのに、なぜかいつも観てしまうジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)監督、と書いたのは「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」が公開された2014年でしたが、2017年の「パターソン」に続いて本作も観てしまいまし...
カルチャー

映画「在りし日の歌(地久天长)」

地味な作品ながら、心に染みいる名作です。激動の中国現代史を背景に約30年にわたる二組の夫婦の交流を描いていく本作、イタリア映画「輝ける青春」と似た深い充足感と静かな余韻を残してくれます。主役の夫婦を演じたワン・ジンチュン(王景春)とヨン・メ...