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ラテンビート映画祭「家族のように(Una especie de familia)」

こちらも「ネルーダ」「サマ」と同じくアルゼンチン映画です。今年のラテンビート映画祭は、直前に上映中止になったり、上映日が変更になったりして思うように作品を選べず、結局3作だけの観賞、それもすべてアルゼンチン映画となってしまいました。本作はデ...
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映画「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ(The Price of Desire)」

コートダジュールの風光明媚なリゾート地、カップ・マルタン(Roquebrune-Cap-Martin)。その海辺に立つモダニズム建築の邸宅《E1027》は、長らくル・コルビュジエ(Le Corbusier)の作品だと思われていたそうです。そ...
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オットー・ネーベル展 Bunkamura ザ・ミュージアム

1892年ベルリンに生まれ、ドイツとスイスで活躍した画家オットー・ネーベルの日本初回顧展です。1920年代半ばにバウハウスで出会ってから長年にわたって交友を深めたカンディンスキーやクレー、初期作品に大きな影響を与えたシャガールの作品と併せて...
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ラテンビート映画祭「サマ(Zama)」

先週の「ネルーダ」に続き、こちらもアルゼンチン映画です。作家アントニオ・ディ・ベネデット(Antonio Di Benedetto)が1956年に執筆した同名小説を、ルクレシア・マルテル(Lucrecia Martel)という女性監督が映画...
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映画「女神の見えざる手(Miss Sloane)」

ジョン・マッデン(JohnMadden)監督というと、古くは「恋におちたシェイクスピア」、最近では「マリーゴールド・ホテル」のイメージかと思いますが、本作はこれらと趣きを異にしたサスペンスです。税制を専門に連邦議会でロビイ活動をしてきたエリ...
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安藤忠雄展 ー挑戦ー 国立新美術館

プロボクサーの経歴を持ち、独学で建築を学んだという異色の建築家・安藤忠雄氏。その半世紀に及ぶ「挑戦」を紹介する展覧会です。国立新美術館開館10周年を記念して開催されています。安藤氏の原点となる100を超える住宅作品をかわきりに、美術館や商業...
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映画「スイス・アーミー・マン(Swiss Army Man)」

どう考えてもB級映画の設定なのに、ダニエル・ラドクリフ(Daniel Radcliffe)とポール・ダノ(Paul Dano)が主演という、妙に豪華な作品です。どういう設定かといえば、無人島で絶望して自殺を図ろうとした青年ハンクの目の前に死...
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ラテンビート映画祭「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者(Neruda)」

2015年の「ザ・クラブ」でベルリン国際映画祭の審査員グランプリを受賞し、今年は初の英語作品「ジャッキー」で話題をさらったパブロ・ラライン(Pablo Larraín)監督の作品です。2012年の「NO」に出演したガエル・ガルシア・ベルナル...
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怖い絵展 上野の森美術館

「恐怖」に焦点をあて、16世紀から20世紀にかけてヨーロッパ各地で描かれた名画の謎に迫ります。2007年に出版されて以来、いずれもベストセラーとなった中野京子著「怖い絵」シリーズの第一刊行10周年を記念し企画された展覧会です。神話や聖書、悪...
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映画「ドリーム(Hidden Figures)」

原題そのもの、隠れた立場だった人たちの活躍を描いた映画です。その活躍の場というのがNASAのマーキュリー計画。ソ連と競争しながら、1959年から1963年にかけて実施された米国の有人宇宙飛行計画のことですが、その裏方として軌道計算などに従事...