カルチャー

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ラテンビート映画祭「猿(Monos)」

南米コロンビアの山岳地帯を舞台にした作品です。アレハンドロ・ランデス(Alejandro Landes)監督の2007年の「コカレロ」、2011年の「Porfirio」に続く3作目。「コカレロ」はボリビアで撮ったドキュメンタリー作品でしたが...
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ラテンビート映画祭「蜘蛛(Araña)」

反政府デモが続き、この12月に予定されていたAPECとCOP25の開催を断念したチリ。デモが激化したきっかけは地下鉄運賃値上げだと伝えられていますが、そもそもの元凶は、富裕層が支持する右派と大衆が支持する左派が拮抗し続けるこの国の政情にあり...
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映画「スペインは呼んでいる(The Trip to Spain)」

4年前に日本公開された「イタリアは呼んでいる」の続編です。前作と同じく、マイケル・ウィンターボトム(Michael Winterbottom)監督が手がけたTVシリーズの映画化で、俳優で脚本家のスティーブ・クーガン(Steve Coogan...
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ラテンビート映画祭「列車旅行のすすめ(Ventajas de viajar en tren)」

サン・セバスティアン出身のアリツ・モレノ(Aritz Moreno)監督の初長編作品です。サイコ風味のブラックコメディといえば良いのでしょうか。展開はハチャメチャで、風変わりなロマンスがあればエログロの要素もありというジャンル分け不能な映画...
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ラテンビート映画祭「戦争のさなかで(Mientras dure la guerra)」

2004年の「海を飛ぶ夢」でアカデミー外国語映画賞を受賞したアレハンドロ・アメナーバル(Alejandro Amenábar)の最新作です。15年前の作品が代表作というとかなり高齢かと思われるかも知れませんが、まだ40代の監督です。映画は1...
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コートールド美術館展 東京都美術館

ロンドン大学付属コートールド美術研究所(The Courtauld Institute of Art)の展示施設、コートールド美術館(Courtauld Gallery)が所蔵する印象派・ポスト印象派の傑作を上野・東京都美術館で観てきました...
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映画「ボーダー 二つの世界(Gräns)」

不思議な余韻を残すスウェーデン映画です。原作はスウェーデンの作家、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト(John Ajvide Lindqvist)で、代表作「MORSE」は2008年に映画化されて日本では「ぼくのエリ 200歳の少女」という...
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竹工芸名品展 東京国立近代美術館工芸館

2017〜2018年にかけてニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催された「日本の竹工芸:アビーコレクション展」を再構成した展覧会です。世界屈指の美術コレクターであるアビー夫妻...
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映画「イエスタデイ(Yesterday)」

自分以外、誰もザ・ビートルズの存在を知らない世界にスリップしてしまった売れないミュージシャンが、さらっと弾き語りした"Yesterday"に周囲が驚愕。ビッグマネーが動き始め、私生活が失われていくうちに、自分にとって本当に大切なものは何か気...
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カルティエ、時の結晶 国立新美術館

170年を超える歴史をもつハイジュエラー、カルティエ(Cartier)の展覧会を観てきました。1860年代から2000年代の作品で構成される3,000点超の「カルティエ コレクション」は、世界有数の美術館から注目されており、これまでにパリ、...