カルチャー

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映画「親愛なる同志たちへ(Dear Comrades!)」

こんなときにロシア映画というのもどうかと思いましたが、とても評判が良いので観に行ってきました。 監督は今年8月で85歳になるというアンドレイ・コンチャロフスキー (Andrei Konchalovsky)。ロシアの名匠と言われているそうです...
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映画「英雄の証明(A Hero)」

昨年7月のカンヌ映画祭でグランプリを受賞した作品です。監督はイランの名匠アスガー・ファルハディ(Asghar Farhadi)。このブログではこれまで「別離」「ある過去の行方」「セールスマン」「誰もがそれを知っている」と4作ご紹介してきまし...
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映画「ナイトメア・アリー(Nightmare Alley)」

4年前の「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞はじめ各国の映画祭を席巻したギレルモ・デル・トロ(Guillermo del Toro)監督。待望の新作はオリジナルではなく、米国の作家ウィリアム・リンゼイ・グレシャム(William L...
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映画「ニトラム NITRAM」

タスマニア出身の女優エッシー・デイヴィス(Essie Davis)とその夫で映画監督のジャスティン・カーゼル(Justin Kurzel)が「トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング」に続いてタッグを組んだこの作品。内容が重すぎて観...
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映画「ベルファスト(Belfast)」

これまでアカデミー賞に監督、俳優、脚色でノミネートされながら受賞に至らなかったケネス・ブラナー(Kenneth Branagh)が初の栄冠に輝くか、と期待されているこの作品。このブログを書いている時点でオスカーの行方はわかっていませんが、個...
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映画「林檎とポラロイド(Apples)」

リチャード・リンクレイター監督「ビフォア・ミッドナイト」、ヨルゴス・ランティモス監督「籠の中の乙女」などで助監督を務めていたというクリストス・ニク(Christos Nikou)監督。本作はどことなくランティモス監督「ロブスター」を思わせる...
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映画「選ばなかったみち(The Roads Not Taken)」

2013年に「ジンジャーの朝」を観たときも同じことを記しましたが、寡作な監督ですね。サリー・ポッター(Sally Potter)監督、その後2017年に「The Party」という作品を撮ったようですが、日本公開は見送られたそうで、実に8年...
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映画「ドリームプラン(King Richard)」

世界最強のテニス選手姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズを育て上げた父親リチャード・ウィリアムズ(Richard Williams)にフォーカスした映画です。その個性的な父親が自ら立案した“プラン”に基づき、妻オラシーン(Oracene ...
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映画「白い牛のバラッド(Ballad of a White Cow)」

イランの社会制度を背景にしたサスペンスです。脚本・監督は2015年のデビュー作「Risk of Acid Rain」で注目を集めたベタシュ・サナイハ(Behtash Sanaeeha)と、「閉ざされたカーテン」など多くのイラン映画に出演して...
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映画「ザ・ユナイテッド・ステイツ vs. ビリー・ホリデイ(The United States vs. Billie Holiday)」

なにやら仰々しいタイトルですが、実質的にはビリー・ホリデイ(Billie Holiday)の半生を描いた音楽映画です。彼女が歌った「奇妙な果実」が黒人に対する私刑(リンチ殺人)を告発する内容だったことから、それを嫌った連邦政府と確執があった...