カルチャー

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映画「mid90s ミッドナインティーズ」

タイトル通り1990年代半ばを時代背景にイースト・ロサンゼルスで暮らす13歳の少年を描いていく映画です。これが初監督作品となるジョナ・ヒル(Jonah Hill)は、タランティーノ監督「ジャンゴ」、スコセッシ監督「ウルフ・オブ・ウォールスト...
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映画「シチリアーノ 裏切りの美学(Il traditore)」

イタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ (Marco Bellocchio)監督が手がけた最新作は、原題を直訳すると裏切り者。司法に寝返ったマフィア幹部を描く物語で、同監督の長編映画としては3年前に観た「甘き人生」に続く作品となります。そのマフィ...
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映画「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(Booksmart)」

西海岸で暮らす真面目な女子高生、モリーとエイミーが卒業式前夜にハジけようとして騒動を巻き起こすコメディです。同じく高校最終学年をテーマにした「レディ・バード」で主人公の親友を演じていたビーニー・フェルドスタイン(Beanie Feldste...
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映画「ハニーボーイ(Honey Boy)」

子役スターとして活躍し、その後もブロックバスター系で成功を収めながら、私生活では問題を起こし続けているシャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf)。その本人がリハビリ施設で治療の一環として書いた子ども時代の記憶をベースにした物語です。映画...
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映画「ディック・ロングはなぜ死んだのか?(The Death of Dick Long)」

仲良し3人組の1人が“ある種の事故”で重傷を負い、原因究明されたくない2人が彼を救急病棟の前に置き去りにしたことから始まるサスペンス風味の映画です。その謎解きの核である“ある種の事故”があまりにもあんまりで、苦笑を禁じ得ないことからコメディ...
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映画「ぶあいそうな手紙(Aos Olhos de Ernesto)」

ブラジル南部、ウルグアイ国境まで約400kmの町ポルトアレグレ。そこで暮らす78歳の老人の元に届いた一通の手紙から始まる優しさあふれる映画です。原題は"エルネストの目には……"という意味で、視力の衰えで文字を読むこともままならなくなっている...
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映画「プラド美術館 驚異のコレクション(Il Museo del Prado – La corte delle meraviglie)」

マドリードに行った人は必ず訪れるプラド美術館。歴代スペイン王家のコレクションを展示している世界屈指の美術館ですが、あまりにも広すぎて、足早にベラスケス、エル・グレコ、ゴヤなどの有名作品だけ見て、ソフィアやティッセン=ボルネミッサに移動してし...
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映画「パブリック 図書館の奇跡(The Public)」

予告編で設定も展開も見えていましたので、あまり期待せず観に行ったところ、予想外に良い映画でした。物語と演技がぴったり噛み合い、小ネタも効いていて、とても丁寧に作られた作品だと思います。前作「星の旅人たち」も打ち出しは平凡なのに後でじわっと効...
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おいしい浮世絵展 森アーツセンターギャラリー

ニッポンの「おいしい!」がつまった展覧会。北斎、広重、国芳たちが描いた「浮世絵」で江戸グルメを堪能します。江戸っ子が愛してやまない「すし」「鰻」「天ぷら」「蕎麦」などなど。旬の食材と季節を満喫する人々の暮らしぶりが鮮やかに描かれています。一...
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ART in LIFE, LIFE and BEAUTY リニュアル・オープン記念展 サントリー美術館

1961年に開館以来「生活の中の美(Art in Life)」をテーマに展示・収集活動を行ってきたサントリー美術館のリニュアル・オープンを記念した展覧会を観てきました。日常の中で味わい愉しんできた日本の美を「装い」「祝宴・宴」「異国趣味」の...