カルチャー

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映画「幸せなひとりぼっち(En man som heter Ove)」

新年から孤独がテーマの映画かと思われるかも知れませんが、寂しい気分になるような作品ではありません。頑固ジジイが周りの人々に心を開いていくという泣き笑い系の王道ながら、クスッと笑わせる部分とホロッとさせる部分のバランスが絶妙で、さすが人口95...
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発表!モナドが選ぶ2016年のベスト映画

2016年は「禁じられた歌声(Timbuktu)」から「マイルス・デイヴィス 空白の5年間(Miles Ahead)」まで65本の映画をご紹介してきました(一覧はこちら)。今年はホントに秀作が多く、選考も難航しましたが、厳正なる審査(!?)...
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マリメッコ展 Bunkamura ザ・ミュージアム

1951年にフィンランドのヘルシンキで創業されたファッションブランド「marimekko」の歴史をたどる展覧会です。創業者のアルミ・ラティアのもとに才能あるデザイナーたちが集まり、色柄が楽しいデザインで新しいライフスタイルを発信していたこの...
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映画「マイルス・デイヴィス 空白の5年間(Miles Ahead)」

先週のチェット・ベイカーに続いて、今回もジャズプレイヤーを主人公にした映画です。マイルス・デイヴィスが音楽活動を休止していた1979年頃を中心に、史実を織り交ぜながら創作のサスペンスが展開します。監督と主演は「ホテル・ルワンダ」のドン・チー...
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マリー・アントワネット展 森アーツセンターギャラリー

ヴェルサイユ宮殿監修の「マリー・アントワネット展」を観てきました。宮殿が所有するセーヴル磁器の食器セットやリヨンのブレル社によるランパ織りの布など、確かな審美眼をもつ王妃マリー・アントワネットが愛用した美術品を鑑賞しながら彼女の生涯をたどり...
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映画「ブルーに生まれついて(Born to Be Blue)」

1950年代のウエストコースト・ジャズを代表するトランペッター、チェット・ベイカー(Chet Baker)の伝記をベースにした作品です。主演のイーサン・ホーク(Ethan Hawke)が素晴らしい演技をみせた上に歌まで披露しています。これが...
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デザインの解剖展 21_21 DESIGN SIGHT

ヒット商品の人気の秘密が探れる(!)展覧会、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏がディレクションする「デザインの解剖展」を観てきました。身近なものをデザインの視点から徹底的に検証し、ものを通して世界を見る試みです。2001年にスタートしたこのプ...
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映画「MERU/メルー」

メルー峰の難壁シャークスフィン(Sharks Fin)登頂を記録したドキュメンタリー映画「メルー」のジャパンプレミアに行ってきました。自分では1000メートル級(鍋割山とか大山とか)ハイキングしか行ってないクセに生意気な、という声が聞こえて...
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クラーナハ展 国立西洋美術館

16世紀前半に活躍したドイツ人画家、ルカス・クラーナハ(Lucas Cranach)の日本初となる大回顧展です。宗教改革の舞台となったドイツ北東部のヴィッテンベルクで、ザクセン選帝候につかえ宮廷画家として活躍する一方で、自営の工房を持ち大勢...
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映画「胸騒ぎのシチリア(A Bigger Splash)」

「ミラノ、愛に生きる」のルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)監督が、前作に続いてティルダ・スウィントン(Tilda Swinton)を主演に撮った新作です。彼女の衣装も前作同様(というか当時はジルサンダーのデザイナーでしたが...