コンセプトショップのメルシーとOFR書店

食べ物のお話が続きましたので、今回はショッピングのお話を。

展示会場から展示会場へ移動する間にコレット(colette)を覗いてみたら、ものすごい数の中国人と日本人でごった返していましたが、このメルシー(Merci)は、まだそれほどの混みではありません。日本人観光客と"オシャレな"中国人がお買い物している感じです。

コレットは最先端の服の他にガジェット系が充実していてハイテクな印象ですが、メルシーは生活雑貨が豊富に置かれていて、どちらかというとオーガニック系。店内には、食器や文房具もありますし、地階にはガーデニングのコーナーもありました。

Merci2

ちなみにメルシーは、ボンポワン(Bonpoint)のオーナー夫妻が社会貢献的なコンセプトで3〜4年前に作ったお店。彼らに賛同するブランドが集められているということですが、結構ハイブランドの商品もあって、店内の優しい雰囲気からは伺えない"勢い"を感じます。

行ったときはイタリアのForte_Forteがフィーチャーされていて、これはパリの百貨店でも展示会場でも大注目のブランド。きっとお洋服がお好きな方にも刺さるお店だと思います。

入口にはトレードマークのミニクーパーがあって、写真は車内にバラの花を詰めているところ。その脇にあるのは壁一面に本が並べられたカフェ。いわゆるブックカフェですが、天井が高いせいか、すごくカッコ良い感じです。

Marci1

そこからTemple駅の方角に路地をぶらぶら歩いていくと、北マレを代表するアート系ブックストア、OFR(オーエフエール)があります。モード関係の雑誌や写真集の他、ちょっとした雑貨類も売っています。

Ofr

ここで、目立っていたのはREI KAWAKUBOの写真集。モデルさんの口紅をずらして撮った表紙が印象に残ります。先日記したARTAZART書店でも、左岸のTASCHENのブックストアでも大々的に陳列されていましたので、いま旬な写真集なのだと思います。

[仕入れ担当]