何度も書いていますが(2010年、2012年、2013年)、リッキー・リー・ジョーンズ(Rickie Lee Jones)の来日コンサートだけは外せません。
今回はパリから帰国した当日でしたので、ちょっと慌ただしくなりましたが、15時少し前に羽田に到着し、自宅でシャワーを浴びて六本木へ。もちろん2ndステージです。
テーマは“An Intimate Evening with RICKIE LEE JONES”。昨年、新アルバム“The Other Side of Desire”が出て初めての来日ですし、一晩限りの日本公演ですから、熱心なファンが集まったようで、いつもに増してIntimateな雰囲気あふれるステージでした。
新アルバムからは“Jimmy Choos”と“Blinded By The Hunt”ぐらいだったでしょうか。人気の曲を中心に(Chuck E.’s in Loveはやりませんでしたが)、1時間半たっぷり聴かせてくれました。
最初にリッキー・リーが「2ndステージだからブルースを多めに」と語っていたように、しっとり歌い上げる曲が多く、マイク・ディロン(Mike Dillon)のヴィブラフォン&パーカションをバックに、リッキー・リーの弾き語りが染み入りました。
客層もよくて、“We Belong Together”のような曲だと、イントロの最初の一音から盛り上がる感じ。エンディングの“The Last Chance Texaco”のときも、曲が始まった瞬間に静かな拍手が湧き起こっていました。
実は上記の新アルバム、プレッジミュージック(Pledge Music)を利用して作られたもので、私もほんの少しプロジェクトに参加(パトロン)しました。こういう経験は初めてでしたが、ミュージシャンとファンを繋ぐ仕組みとしてとても面白いアイデアだと思います。
ちなみに私が参加したのは、直筆サイン入りCD(米国から直送されます)と、ライナーノーツのPATRONSの欄に名前が記されるという特典つき。日本から参加する人は少ないだろうと思っていましたが、意外に日本人の名前があって驚きました。
[仕入れ担当]