1951年にフィンランドのヘルシンキで創業されたファッションブランド「marimekko」の歴史をたどる展覧会です。
創業者のアルミ・ラティアのもとに才能あるデザイナーたちが集まり、色柄が楽しいデザインで新しいライフスタイルを発信していたこのブランド。1960年代に当時のファッションアイコン、ジャクリーン・ケネディが愛用したことからアメリカで人気に火がつき、世界的ブランドへと急成長していきました。
500種もの図案を手がけ、ブランドを代表する「ウニッコ」をデザインしたマイヤ・イソラや、初の専属デザイナーで服飾デザインも手がけたヴオッコ・ヌルメスニエミなど黎明期のデザイナー紹介は興味深く、自筆のスケッチは見応えあります。
下の写真は、シンプルなカットで図案を最大限に活かした優雅なコート。ウール製ドレスのデザインを担当したリーサ・スヴァントと、日本人で初めてテキスタイルデザイナーとしてブランドに参加した脇坂克二氏とのコラボレーション作品です。
ヘルシンキのデザイン・ミュージアムが所蔵するファブリック約50点、ヴィンテージドレス約60点など貴重な作品がご覧になれます。
マリメッコ展 デザイン、ファブリック、ライフスタイル
http://marimekko-exhibition.jp/
2017年2月12日(日)まで
[店長]