メロディ・ガルドー&ピエール・アデルニ@ビルボードライブ東京

先週末、メロディ・ガルドー&ピエール・アデルニ(Melody Gardot & Pierre Aderne)のジャパンツアーに行ってきました。場所は六本木のビルボードライブで、先日のリッキー・リー・ジョーズに続いて2週連続です。

Melodygardot_pierreaderne_billboard

元々は米国でジャズシンガーとしてスタートしたメロディ・ガルドー。最近はリスボンやパリを拠点にしているようです。以前から彼女のクールでブルージーな歌唱が好きだったのですが、今回はリスボン在住のブラジル系シンガー・ソングライター、ピエール・アルデニとの共演ということで、すかさず予約を入れたのでした。

その2人に、ピアノのフィリッペ・バーデン・パウエル(Philippe Baden Powell)、ベースのダヂ(Dadi)、ギターのミッチェル・ロング(Mitchel Long)という豪華メンバー。フィリッペ・バーデン・パウエルは、かの有名ギタリストの息子さんですね。

曲はボサノヴァ中心で、ピエール・アデルニと掛け合いのように歌い、ときおり軽口を挟みながらライブが進みます。ピエール・アデルニがスペイン語(ポルトガル語ではなく)の詩を読み上げる傍らで、ささやくように歌ったり、さまざまな趣向を凝らしたコンサートでした。

やはり、こういうシンガーは小さなライブハウスで聴くに限りますね。しっとりと大人の気分に浸った1時間半でした。

[仕入れ担当]