“アニメは子供向け” という既成概念をくつがえし、世界中の幅広い年齢層の人々が楽しめるものとして価値を高めてきたスタジオジブリの30年間に迫る展覧会です。映画の制作、宣伝、配給、興行をこなすプロデューサーの仕事にスポットを当て紹介しています。
スタジオジブリの出発点となった記念すべき作品「風の谷のナウシカ」をはじめ、もともと日本航空の機内上映用の短編作品として企画された「紅の豚」など、歴代作品の宣伝材料に使われたポスター、新聞広告の切り抜き、前売り券、パンフレット、ロビーカード、腕時計、レコード、書籍、Tシャツなどなど数多の資料がご覧になれます。
中でも注目なのは、映画のキャッチコピーを決めるために鈴木敏夫プロデューサーとコピーライターの糸井重里氏がやりとりしたファックス用紙。そこには、映画を大ヒットにつなげるヒントが隠されていました。
こちらは、ネコバスに乗り込んで写真撮影できる夢のようなコーナーです。
また52階の展示会場から50階にあるオフィシャルショップへエスカレーターで降りて行くと、そこにはトトロと一緒に撮れるフォトスポットがあります。
この夏話題の展覧会ですので混雑は避けられませんが、平日の夕方に観に行ったら、会場入口の待ち時間は5分程度でした。
ジブリの大博覧会
http://www.roppongihills.com/tcv/jp/ghibli-expo/
2016年9月11日(日)まで
[店長]