上野の国立博物館で開催されている、エルメス「レザー・フォーエバー」展を観てきました。
1837年に馬具工房としてスタートし、レザーを中心としたファッションのメゾンとして進化してきたエルメス。本展では、貴重なアーカイブ作品から、日本を意識した「盆栽」コレクションまで、あらゆる種類のレザーアイテムを展示し、そのエピソードやメゾンの歴史を紹介しています。
最初は、色とりどりのレザーに触れられるゾーン。
なめし職人が厳選した皮革を、裁断職人が繊維の方向などを見極めて、製品の仕様に合わせて裁断します。
その後、一つの製品の縫製から仕上げまでを一人の職人が手掛け、その職人を示す刻印が入れられて完成です。
出来上がった製品は、使う人たちの心を豊かにし、さらなる憧れや伝説を生み出しています。
会場内にある、エルメス製の鞍を装着した乗り物で、ちょっとした乗馬体験をしました。しっとりとした革が柔らかくフィットし、想像以上に快適な乗り心地です。2台並んでいますので、隣同士で早さを競うこともできます。
入場引換券のダウンロードはこちらから。
上野公園の樹木もきれいに色づきました。界隈の散策を兼ねてお出かけになると良さそうです。
特別エキシビション エルメス「レザー・フォーエバー」
http://lfe.hermes.com/jp/ja
東京国立博物館 表慶館:9時30分ー17時
2014年12月23日(火・祝)まで
[店長]