映画「ゴジラ(Godzilla)」

なぜゴジラに?と思われた方も多いかと思いますが、先週、東京国際フォーラムで行われたジャパンプレミアにお誘いいただき、台風が来ていたこともあってギリギリまで迷いながらも、結局、渡辺謙さんをナマで見ようと出掛けて行った次第です。

ところが残念なことに会場内もレッドカーペットも撮影禁止。あちこちに係員が立っていて、こんな写真しか撮れませんでした。

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上映前の舞台挨拶に立ったのはギャレス・エドワーズ(Gareth Edwards)監督、セリザワ博士を演じた渡辺謙さん、日本語吹替版で主人公の妻の声を担当したモデルの波瑠さんの3人。

さすがだなぁと思ったのは、やはり渡辺謙さん。舞台慣れしているというか、場の空気が読める方ですね。司会者が多少ピント外れな質問をしても、うまくまとめ、しっかりオチをつけて笑いを取っていました。

対するギャレス・エドワーズ監督は、英国人にしてはジョークにひねりがなくて幼い感じ。私のようなひねくれた観客にとって突っ込みどころ満載のこの映画も、きっと監督の無邪気さの現れなのでしょう。

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それはさておき、映画でいちばん驚いたのは、立ち上がったゴジラが雄叫びをあげるシーンで、会場全体から拍手がわき起こったこと。熱心なファンの方にとって、あれは歌舞伎の見得のようなものなのですね。

ちなみに主演は「ノーウェアボーイ」のアーロン・ジョンソン(Aaron Johnson)。その母親役でほんの少しジュリエット・ビノシュ(Juliette Binoche)が出ています。それにしても最近の彼女、「トスカーナの贋作」といい、「コズモポリス」といい、作品選びが不思議です。

公式サイト
ゴジラGodzilla

[仕入れ担当]