昨日から森アーツセンターギャラリーで展示が始まった「特別展 建築家 ガウディ×漫画家 井上雄彦 – シンクロする創造の源泉 -」のレセプションへ出掛けてきました。
この展覧会は、スペインと日本の交流400周年を記念する事業の一つです。
1880年代からバルセロナを中心に活躍し、偉大な作品を数多く残した建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudí i Cornet)と、1980年代にデビューして以来、日本を代表する漫画家として海外でも高く評価されている井上雄彦氏のコラボレーション展。
ガウディ自筆のスケッチや図面、模型、オリジナルデザインの家具など資料約100点に合わせて、井上氏が描き下ろしたガウディのポートレートやストーリーが展開します。
下の写真は、オープニングのご挨拶で登壇された井上雄彦氏です。
この展示のためバルセロナに1ヶ月滞在し、ガウディ建築の一つ、カサ・ミラ(Casa Milà)にアトリエを構えて創作活動に取り組んだそう。43点の出品作品はすべて、テクスチャーにこだわり、越前和紙に墨や顔彩で描かれています。
*こちらで、展覧会の記者発表から、スペイン滞在中の様子や、和紙作りの映像がご覧になれます。
今回のレセプションは、バルセロナで井上氏を撮影された写真家の山澤伸さんにお誘いいただき、ミュージシャンの森真美さん(モナドのことをブログでご紹介いただきました)とご一緒させていただきました。
山澤さん(以前もブログでご紹介しています)は、雑誌「ミセス」7月号バルセロナ特集でガウディ建築も撮影されています。
そのとき撮ったガウディデザインの椅子(同じものが会場に展示されていました)は、座り心地が抜群だったとか、ガウディの青い目は茶や緑色が多いスペイン人には珍しいとか、井上さんがとてもシャイだったとか、ワインやピンチョスを前に、おしゃべりの尽きない夜となりました。
特別展 建築家 ガウディ×漫画家 井上雄彦 – シンクロする創造の源泉 –
http://www.gaudinoue.com/
森アーツセンターギャラリー:10時ー20時
2014年9月7日(日)まで
[店長]