パリの初日、パリ市庁舎で開催中の展覧会「ブラッサイ ー パリへの愛」を観てきました。
1899年秋、トランシルヴァニア(現在のルーマニア)で生まれたブラッサイ(Brassaï)は、ブタペストの芸術アカデミーやベルリンで彫刻や絵を学んだあと、1924年1月にパリを訪れます。
その後、二度と故郷に戻ることはなく、パリを拠点に写真家として活動。
この展覧会では、その妖しげな夜の世界を描写した代表的な作品(Rickie Lee Jonesのアルバム"Pirates"にも使われていました)のほか、雨や霧に濡れた街並み、ピカソやダリなど多くの芸術家との交流も紹介されています。
とても人気の高い展覧会のようで、平日の午前中なのに大変な行列ができていました。
しかし、作品の点数も多く、見応えは十分。寒空の下、1時間ほど待ちましたが、それだけの価値はありました。
ブラッサイ ー パリへの愛
BRASSAÏ : POUR L’AMOUR DE PARIS
パリ市庁舎 Hôtel de ville de Paris
会期:3月29日(土)まで延長
10:00〜19:00(入場は18:15まで)日祝休