湯島:国立近現代建築資料館「建築資料にみる東京オリンピック」展

旧岩崎邸庭園の隣にオープンした国立近現代建築資料館の開館記念特別展示「建築資料にみる東京オリンピック」を観てきました。

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1964年の東京五輪のために建設された国立代々木競技場を概観し、その建設を担った技術を紹介。そして2020年オリンピック・パラリンピックの東京招致に向けた新国立競技場の整備を提案しています。

図面、写真、模型の資料だけでなく、1964年東京五輪で水泳の会場となった屋内総合競技場の建設記録映像もあり、世界に誇る日本の近代建築について知ることができます。

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こちらは、新国立競技場デザインを募集した国際デザイン・コンクールで最優秀賞に選ばれたザハ・ハディド・アーキテクト(Zaha Hadid Architects)の作品。ホントに建築できるの??と驚くほど斬新なデザインです。会場にはCGで表現されたパネルや模型が展示されていて、見ているだけでワクワクしました。

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その他、世界で「いちばん」のスタジアムを作ろうと日本国内外から応募があった46点の中から、最終審査に残った全11作品をパネルで紹介しています。

中には「現代の古墳」をモチーフにしたフランスからの出品作もあり、海外から見た日本のイメージなども垣間見れて印象的でした。

今週の土曜日は、旧岩崎邸庭園内で午後のミニコンサート(10時30分よりチケット売場で整理券を配布)が予定されています。モナドからのお散歩にちょうど良い距離です。週末のお出掛けにいかがでしょうか。

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国立近現代建築資料館
東京都文京区湯島4-6-15

開館記念特別展示:建築資料にみる東京オリンピック
1964年国立代々木競技場から2020年新国立競技場へ
http://www.bunka.go.jp/bijutsukan_hakubutsukan/shiryokan/kikak/

会期:5月8日(水)〜6月14日(金)
時間:9:30〜16:30

※この特別展示、平日は湯島地方合同庁舎正面から無料で入館できますが、土日は隣接する旧岩崎邸庭園で入園料を支払い、庭園との同時観覧になります。
※湯島地方合同庁舎正面からの入館は事前申込が必要です。こちらをご覧ください。

[店長]