Michel Camilo & Tomatito@ ブルーノート東京

Michelcamiloytomatito 先週末、Blue Note Tokyoのミッシェル・カミーロ&トマティートのライブに行ってきました。この2人の演奏を聴くのは、2009年秋のビルボードライブ以来ですから2年ぶりということになります(そのときのブログはこちら)。

前回同様、客席は超満員。曲目は「Spain」「Spain Again」の2枚のアルバムからです。

一昨年前のアンコールで聴いた、Para Troilo y Salgánからスタートし、続いてミッシェル・カミーロが「アルゼンチンの曲で…」と紹介して、El día que me quierasが続きます。

トマティートのギターソロに挑むかのようにミッシェル・カミーロのピアノが被さってきて、まるでお互いの超絶技巧をぶつけ合っている感じです。

面白いのが、観客への対応をミッシェル・カミーロに任せっきりのトマティート。深々とお辞儀をするミッシェル・カミーロの横で、トマティートは軽く手をあげてみせるだけですし、一生懸命、客席に英語で話しかけるミッシェル・カミーロに対して、マイクを渡されてもスペイン語で簡単な挨拶(ここに来れて嬉しい、ありがとう、といった内容)をするだけのトマティート。

そんな対照的な性格の2人ですが、息の合った演奏は素晴らしいとしか言いようがありません。ステージの様子は、ブルーノート東京のfacebookに掲載されている写真でご覧ください。
http://www.facebook.com/photo.php?fbid=293152287373566

ラストはお約束の名曲、Spain。場内が一気に盛り上がり、その盛り上がった場内を2人の演奏が大きく包み込んでいきます。そしてアンコールは一転して静かなTwo Much/Love Theme。しっとりした気分で家路につきました。

ブルーノート東京の特設サイトにはSpainの動画があります。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/michel-camilo/

iPhoneの方はこちらのリハーサル映像をどうぞ。最後の曲がSpainです。
http://www.bluenote.co.jp/jp/movie/2011/11/_michel_camilo_tomatito.html

[仕入れ担当]