新店舗のオープンもようやく目処がたってきましたので、準備の合間を縫って、ずっと見に行こうと思っていた「NO MAN’S LAND 創造と破壊@フランス大使館」に出掛けてきました。
フランス大使館の新庁舎移転を機に、これから取り壊される1950年代に建てられた旧庁舎を70名近くのアーティストに開放。普段は入る事が出来ない大使館敷地が、アート空間として一般公開されています。下の写真は、旧庁舎と新庁舎の間に立つ黒い段ボールで作られた門で、ここから敷地内に入ります。
建物の中も周辺も、敷地内の全てがアートです。とにかく作品数が多く、様々なジャンルの作品に圧倒されます。
まだまだ成長し続けている作品があったり、作者がいて作品について直接お話を伺えたり、価格が表示されている作品(サイレント・オークションにより希望者が落札)があったりと、見る側も作品も賑やかで学園祭のような雰囲気を感じました。
中には、SANAAの妹島和世さんと西沢立衛さんが設計するルーブル美術館別館(フランス北部ランス市に設立予定)の模型とイメージを展示した部屋もあります。
垣間見られる大使館の設備も興味深く、自由に写真が撮れることもあって、アーティスト気分でカメラを構えてしまいました。
建物1Fにはカフェもありますが、とても来場者が多いので、ゆったりするのは難しいかもしれません。あと数日で会期終了ということもあり、時間帯によっては入場制限されるほどの人気です。駆け込みで見に行かれる方はお気をつけください。
No Man’s Land (ノーマンズ ランド)
創造と破壊@フランス大使館 − 最初で最後の一般公開
2009年11月26日から2010年1月31日
開館時間:木・日10:00〜18:00、金・土 10:00〜22:00
休館日:月曜日〜水曜日
http://www.ambafrance-jp.org/spip.php?article3719
[店長]