と言うと、建築界の方々から異論も出そうですが、私にとって、エレナ・カンセル(Elena Cáncer)のデザインは、その造形的な美しさと卓越性、比類なきオリジナリティから、どうしても、建築家、ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)のイメージと重なってしまいます。
たとえば彼女の彫刻作品。掲載した写真は最近の個展の作品ですが、大胆さと繊細さ、ハードとソフト、それらを共存させ融合させることで、独特の世界観を創出しています。
ジュエリーもまた同様です。滑らかに研磨し、女性の柔らかな動きを作りだすことで、ブラス等のハードな素材に官能的な表情を与えていくのが彼女の持ち味です。
そのエレナ・カンセルの待望の新作が入荷! プロフィールは、モナドのデザイナー紹介やスペイン通商観光省のfashion from spainをご覧いただくとして、ここでは届いたばかりの新作を少しだけご紹介。ジュエリー創作活動20周年を迎える彼女ですが、今回も驚きに満ちた素晴らしい作品ばかりで、その尽きることのないクリエイティビティに、ただただ感嘆するのみです。
たとえば、ブルーシルバーの深みのある輝きが美しいネックレス。ブラスにシルバーをコーティングし、細かく編んだチェーンを何重にも重ねた巧みな細工に魅了されます。
ときにエレガントに、ときにクールに。エレナ・カンセルのジュエリーは、いつもの装いにさまざまな表情を与えてくれます。バロックパール風に仕上げたビーズをふんだんにあしらったネックレスなど、あらゆるシーンで活躍すること間違いなしです。
店長も私も惚れ込んだエレナ・カンセルのジュエリー。大ぶりで見た目に重厚感がありますが、着け心地が良く、着る物にしっくりと馴染みます。一度、身に着けると手放せなくなる魅力で、ここ日本でも大人の女性を虜にしていっています。
国内でご覧いただけるのはモナドだけです。普段遣いに最適な軽快なものから、パーティシーンで活躍するドレッシーなものまで、各種取り揃えておりますのでお早目においでください。お待ちしております。
[仕入れ担当]