池袋のサンシャイン水族館と人気書籍がコラボレーションした特別展です。約40億年前に地球に「細胞」が生まれてから、変化する環境に合わせて進化してきたさまざまな生き物たちの「すごい!」ではなく、「ちょっぴり残念」に思える能力や体、生き方などを紹介しています。
美しい体の色をしていて観賞用としても人気の淡水魚ディスカスは、稚魚の餌になる「ディスカスミルク」というネバネバの液をオスが出すそうですが、そのときは体の色がどす黒くなります。
下あごに2本のひげが伸びるスズキ目ヒメジ科の魚類オジサン。生まれたときから、メスでも稚魚でもオジサンと呼ばれます。あごひげのせいで残念な名前をつけられてしまいましたが、このひげを砂の中に入れて動かし小型の生き物を捕食するそうです。
全長約16センチのアンコウの仲間カエルアンコウは泳ぎが苦手なので、手足のように見える胸びれと腹びれをつかって海底を歩きますが、とってもノロマです。エスカと呼ばれる疑似餌がクネクネと動き、おびきよせた獲物を一瞬で丸呑みにするという特技はすごいのですが、ゴツゴツした顔つき体つきもちょっぴり残念。。。
1月 22, 2018 at 2:56午前 PST
本で紹介されている生き物のほか、サンシャイン水族館の飼育スタッフが考えた残念な生き物を加えた約20種類がご覧になれます。誰かに話したくなる展覧会です。
ざんねんないきもの展
http://www.sunshinecity.co.jp/campaign/cp/zannen/
2018年4月8日(日)まで
[店長]