先週は1日お休みをいただいて島根県に行ってきました。実は初めての山陰地方。見どころ豊富でいろいろ迷いましたが、今回は宍道湖周辺に絞り、松江・安来と出雲をレンタカーで巡ってきました。
まずは、一度訪れてみたいと思っていて、今回の旅のきっかけとなった足立美術館へ。横山大観などの日本画をコレクションした美術館ですが、どちらかというと凝った日本庭園が見どころです。
苔庭から枯山水庭、白砂とのコントラストが見事な青松の庭などまるで絵画のよう。山裾にたなびく雲が幽玄の美を醸します。
館内の茶室・寿立庵で使われる茶器も作品のひとつです。左は安来出身の陶工、河井寛次郎の作。
続いて訪れたのは、日本で5番目に大きな湖・中海と、7番目に大きな宍道湖の間に位置する松江城 。現存する12天守のうちの一つで、地下には深さ約24メートルの井戸があり、望楼式になっている最上階からは松江市街を一望できます。
この日はあいにくの雨模様でしたが、屋根付きのこたつ船で堀川めぐりを楽しみました。
宿は玉造温泉。うるおいを与えるチカラがあるという泉質で、美肌・姫神の湯として知られる名湯です。玉湯川沿いに足湯もあり、界隈の旅館で湯めぐりもできます。
古来からお守りとして身につけられている“まがたま”の生産が盛んだったこの地域。玉湯川上流にある玉作湯神社には、境内に願い事を叶えてくれるという石があって人気スポットになっています。
2日目は、いよいよ最後の目的地、出雲大社へ。
石、木、鉄、銅でつくられた四つの鳥居があり、一の鳥居から二の鳥居までの神門通りには土産店や食事処が並びます。二の鳥居をくぐると、ぐっと厳かな雰囲気に。
松の参道を過ぎ、四の鳥居の奥に大きな注連縄のある拝殿が見えてきます。
御本殿は、拝殿の奥。2礼4拍手1礼で拝みます。
大神さまは、西(御本殿の左側)を向いて鎮座されているそうですので、瑞垣を回って横からも拝みます。
敷地も広大です。
日本の原風景ですね。
出雲大社で引いたおみくじには良いことばかり書かれていました。ご縁のある新しい年を迎えられそうです。
[店長]