先月末、ドイツのミュンヘンを訪れたことは、先日のニッキ・マーカート(Nicki Marquardt)アトリエ訪問記(こちら)で書きましたが、そのアトリエから約3キロ南に、ミュンヘン市内で最大の野外市場、ヴィクトアリエン市場(ヴィクトアリエンマルクト:Viktualienmarkt)があります。
新鮮な野菜や果物、ソーセージやハムなど、豊富な食材が売られていますが、その野菜売り場で、なんと、北海道を発見!
日本語を知らないドイツ人でも「ホッカイドー」だけは知っていると言われ、なんのことだかわかりませんでしたが、この赤みをおびたオレンジ色のカボチャが「ホッカイドー」なんですね。
この Hokkaido カボチャ、皮ごと食べられるので人気だそう。
そして果物売り場へ。
ここでは、日本列島をいっきに南下して薩摩!です。
Satsuma オレンジは温州ミカンのこと。皮がむきやすくて食べやすいのが特長。
その他、西洋梨(pear)ではない、まん丸の梨は、ここドイツでも "nashi" と呼ばれているようで、日本語もユニバーサルです。
このヴィクトアリエン市場は、200年以上もの歴史を誇るミュンヘン市内で最古の市場でもあります。
中央にそびえる、青と白のバイエルンカラーに彩られたマイバウム(五月柱)が目印。 左右には木製の可愛らしい絵看板が付けられていますが、これは庶民が文字を読めなかった中世の頃、広場にどんな店があるか見て分かるように広告として作ったのが始まりだそうです。
ビアガーデンや屋台もあり、軽い食事も楽しめるので、旅行者には有り難いスポット。
ちょうど訪れた時はオクトーバーフェスト(Oktoberfest:世界最大規模のビールの祭典)の真っ最中でしたので、ビアガーデンはたくさんの人で賑わっていましたよ。
明日は10月最終日、ハロウィーンですね。皆さまどうぞ楽しいハロウィーンを♪
Happy Halloween♪♪
[仕入れ担当]