〝美術館〟をテーマにした、日本のナショナルミュージアム5館による合同展です。
各館が所蔵する数多のコレクションから厳選した約170点の作品とともに、美術館の構造や設備、作品の管理や運搬、展示に関するさまざまな事柄を、事典にみたてたA〜Zまでの36のキーワードで解説していきます。
下の写真はSのキーワード項目である、京都国立近代美術館の Storage(収蔵庫)内の様子です。作品を分類する基準は美術館ごとに異なるそう。
こちらは、Bのキーワード:Beholder(観者)の展示。
裏側のFのキーワード:Frame(額/枠)の展示で、思いも寄らない気づきがあります。
さまざまな仕掛けで観覧者を楽しませながら、あらゆる種類の作品を守り、紹介していく美術館の活動を見せていく展覧会です。
7/31(金)〜8/2(日)には、関連イベントの MOMAT サマーフェスが開催されます。
初日の夜に上映される〝真夏の夜の野外シネマ〟や、日曜朝に行われる所蔵品をモチーフにしたオリジナルの〝びじゅつ体操〟など、いつもと違った観点から美術館を楽しめそうです。
No Museum, No Life? ー これからの美術館事典
国立美術館コレクションによる展覧会
http://www.momat.go.jp/am/exhibition/no-museum-no-life/
2015年9月13日(日)まで
[店長]