戦後70年 下町の暮らしと出来事 下町風俗資料館

根津のモナドから歩いて約15分。上野・不忍池のほとりにある台東区立下町風俗資料館へ出かけてきました。戦後70年の企画展で、戦前から戦後にかけての下町の暮らしと出来事を、衣・食・住をテーマに特集しています。

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人も物も厳しく制限された1938年以降、ありとあらゆる工夫がなされました。

物資が不足すると、陶製のガスコンロやヤカンが登場します。布地を再利用した着物やワンピースのデザイン画を中原淳一が描き、婦人雑誌の附録についた型紙を参考に服作り。お米の代わりに、豆や麦、芋類を増産しようと、種まきから収穫までを丁寧に解説した図録も配布されました。

本展では、当時の様子を物語る雑誌や新聞、写真、ポスターのほか、実際に使われていた生活道具や、再現された燈火管制下の部屋をご覧になれます。

また、この資料館には、常設で商人や職人の家や、子どもたちが集まる駄菓子屋などを展示。昔のおもちゃで遊んでみたり、銭湯の番台に上がってみたり、実際に見て、触れて、体験できる楽しい場所になっています。

毎週土曜日には午後2時からギャラリートークも行われています。昔ながらの赤いポストが目印です♪

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戦後70年 下町の暮らしと出来事
http://www.taitocity.net/taito/shitamachi/sitamachi_news/sitamachi_news_15_kikaku.html
2015年7月12日(日)まで

[店長]