いろいろなところで話題になっているディオールのエキシビション、ようやく観にいけました。
全4フロアで展開されている本展は、日本との結びつきの他、芸術家たちとの親交、ディオールを纏ったスターたちなど、メゾンの黎明期から現在までの軌跡を12のセクションで紹介するもの。
建築家の夢を諦め、23歳のときに父親の資金で画廊を開いたクリスチャン・ディオール(Christian Dior)は、ピカソやダリなど芸術家たちと交友を深めますが、世界恐慌のあおりを受けて画廊を失ってしまいます。
その後、他メゾンに雇われてファッションデザインを手掛けるようになり、第二次世界大戦を経て、パリにオートクチュールのメゾンを設立。1947年に最初のコレクションを発表しました。
ドレス、フレグランス、アクセサリーなど、クリスチャン・ディオールの後継者であるイブ・サンローランやラフ・シモンズのクリエイションが、長年、ディオールの作品を撮り続けてきたパトリック・デマルシェリエの写真や映像で紹介されます。
クチュリエの針仕事や、フレグランス・ボトルの装飾作業など、アトリエの職人たちによる手仕事も間近で見ることができ、夢のような世界に浸れる展覧会です。
エスプリ ディオール ー ディオールの世界展
http://www.dior.com/couture/ja_jp/
中央区銀座3-5-8 玉屋ASビル:10時30分ー20時
2015年1月4日(日)まで
[店長]