グラナダのヘネラリフェ

アルハンブラ宮殿(La Alhambra)は、先日ご紹介したカルロス5世宮殿とナスル朝の宮殿の他、要塞であるアルカサバ(Alcazaba)と、夏の離宮といわれるヘネラリフェ(Generalife)で構成されています。

アルカサバというスペイン語は、アラビア語で城塞を意味するカスバ(al-qasbah)に由来するそうで、軍事要塞ですから、宮殿に比べて味気ない建物です。

Alcazaba

そして庭園が見どころのヘネラリフェ。王族たちの別荘として使われていたそうです。

Generalife_2

Generalife_1 南スペイン、アンダルシア地方のグラナダで、乾燥と酷暑にかかわらず、素晴らしい庭園を作ることができるのは、シエラ・ネバダ山脈の雪解け水があるから。

ちなみに、グラナダの水はとても美味しいです。

もちろん水道水を飲む事はしませんでしたが、歯磨きなどで口に含んだとき、都会の水との違いをはっきりと感じます。

以前、グラナダで暮していたことのあるモナドのお客さまに、この事をお話ししたら「山水だからじゃないかしら」とおっしゃっていました。

庭園内では、桜に似たピンク色のアーモンドの花が咲いていました。残念ながら、花々が咲き誇る季節ではありませんでしたが、春から秋にかけては、さまざまな植物を楽しめるようです。

Almondblossom

グラナダのお話は続きます。

[店長]