昨年秋「ラグジュアリーファッションの欲望」に訪れて以来、久しぶりの現代美術館です。今回は、なかなか行く時間がとれなかった「フセイン・チャラヤン ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅(Hussein Chalayan – from fashion and back)」を堪能してきました。
この展覧会は、オランダ、ドイツ、ロンドンでの展示を経て、東京は4番目の開催。フセイン・チャラヤンの過去15年の作品から選ばれた服や映像が集められ展示されています。
土に埋められたシルクのドレス「逸脱する流れ」からはじまり、シンプルでカットの美しい服、クリスタルやレーザー光線で光を放つドレスの部屋、イスタンブールへ飛行の旅の映像、柔らかく光るLEDドレスなど、温もりを感じさせるものからスピーディで未来的な作品まで、想像をかき立てられるものばかり。とても楽しめました。
そして、鑑賞後のお楽しみといえばカフェでのお喋りです。
今回はちょうど昼食時でしたので、館内2Fのベトナム料理「Cafe Hai」に入り、ランチメニューの肉団子入りのフォーに、ライムとパクチーをたっぷり入れていただきました。とても美味しくて大満足です。
オーガニックなインテリアも素敵ですが、メニューに添えられたノスタルジックな写真がとても素敵で、お料理が運ばれてくるまでの間、メニューを眺めながらベトナムへ空想トリップしてしまいました。ここもお気に入りの場所になりそうです。
フセイン・チャラヤン
ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅
東京都現代美術館
2010年6月20日まで・月曜休館
10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/113/
[店長]