よく晴れたある日、フラリと入店されたアメリカ人の女性がいました。その方は、ジャパンタイムズ紙(The Japan Times)にコラムをお持ちの Ms. Kit Pancoast Nagamura。モナドの雰囲気やスペインのアクセサリーをとても気に入ってくださり、後日、表参道のバックストリートの記事で取り上げたいと、取材に再来店されました。
彼女自らがインタビュアーとカメラマンをこなし、慣れた感じでどんどんと進めていきます。あまりにもさりげなくインタビューが始まったので、最初は取材で質問されているのだと気付かなかったほど。モナドの名前の意味やオープンしてからの年数など基本的な情報から、私の年齢まで聞かれ、ちょっとドギマギしてしまいました。
写真には「何かモナドっぽい感じのものを」とのリクエストに、モナドのトルソーに Elena Cancer(エレナ・カンセル)のネックレスをかけて撮っていただきました。このブナ材のトルソーは、素材や形はもちろん、風合いや色加工にもこだわって作ってもらったオリジナルのもの。店頭でも催事のディスプレイでも評判が良く、大活躍しています。
ネックレスの写真はさまざまな角度から撮っていただきましたが、「寄った写真も素敵ね」と細かい細工に見入っていらっしゃいました。Elenaファンの方々からは「デザインも加工も素晴らしい」と強いご支持をいただいていますが、初めて作品をご覧になったお客様をも独特な世界観で魅了してしまうデザイナーです。
ジャパンタイムスの記事をご覧になった方にも、このブログを読んでいただいている方にも、ぜひ作品に触れて体感していただきたいと思います。Elenaのパッションが伝わるはずです。
※掲載されたコラムはオンラインでもお読みいただけます。
[店長]