旅するルイ・ヴィトン展 東京・紀尾井町に隣接する特設会場で開催中

創業者のルイ・ヴィトンは14歳のとき、生まれ故郷であるフランス東部ジュラ山脈地方のアンシェ村を離れ、木工技術を習得します。2年後パリにたどり着いた彼は、荷造り用木箱製造兼荷造り職人の見習いとして働き始め、1854年に自らの店を持つと、これまでにない旅の時代を予見して、さまざまな用途のトランクを開発していきました。

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探検家ピエール・サヴォルニャン・ド・ブラザのために製作したキャンプ用ベッド・トランクが著名人たちから持て囃され、ソフトバッグの原型となったスティーマー・バッグはハンドラゲージ業界に大きな衝撃を与えます。

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1848年に鉄道が出現すると、寝台車の座席の下に滑り込ませることができるキャビン・トランクを制作。輸送手段が多様化した19世紀から、新しい旅のスタイルを提案しつづけています。

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本展は、年代にこだわらず、テーマに沿って作品を展示。ルイ・ヴィトンの原点である木材に関す事柄から、アート、ファッション、ミュージック、日本との関係など、厳選されたアーカイブ作品と現代のアイテムを観ながらメゾンの歴史を旅します。

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事前にこちらで、時間予約しておくと入場がスムーズです。赤坂見附駅10番出口と松屋銀座店前から、無料のシャトルバスが運行しています。

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空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton
http://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/heritage-savoir-faire/tokyo-expo#/
2016年6月19日(日)まで

[店長]