京橋の LIXIL ギャラリーへ出掛けてきました。
ジオ・ポンティ（Gio Ponti）は、欧州の高層ビルの先駆けとなったピレッリビルを設計したイタリアを代表する建築家であり、1920年代から70年代にかけて、インテリア、家具、カトラリーや食器、舞台美術や衣装、テキスタイル、車など多岐にわたって手掛けたデザイナーです。画家、編集者としても活躍しました。
下の写真、右壁面はポンティの自宅写真です。床にはストライプのタイルが一方向に敷き詰められ、天井もストライプのグラフィックを施し、視覚的な広がりや軽やかさを演出しています。※展示会場内は写真撮影可能です。
また、イタリア・ソレントのビーチ沿いに建つホテル設計では、幾何学模様のブルーのタイルを約30種類デザイン。展示では、その中から5種類を選び、タイルを並び替えることで表情を変える様子を映像で紹介しています。
LIXIL のやきもの技術で再現したタイル、歌劇やバレエ衣装のためにポンティがスケッチしたキャラクターたちが登場するコマ送りアニメ、代表作スーパーレジェーラ チェアの体験など、楽しませてくれる仕掛けがふんだんにちりばめられています。
建築の皮膚と体温
イタリアモダンデザインの父、ジオ・ポンティの世界
http://www1.lixil.co.jp/gallery/exhibition/detail/d_002843.html
LIXIL GINZA2F：10時ー18時
2014年11月22日（土）まで
［店長］
