グラナダのテテリア

ちょっと間が空いてしまいましたが、スペインのお話の続きです。

先々週の記事で、アルバイシン地区(Albaicín)のことを書きましたが、サン・ニコラス広場から下っていくと、テテリア(teteria)や観光客向けの雑貨店が軒を連ねる路地、通称アラブ街に出ます。

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テテリアとはアラブ風のティーサロンのこと。エキゾティックな茶器やランプシェードに囲まれ、クッションを並べた長いベンチで寛げる空間です。

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ティーサロンですから、ハーブティやチャイ(日本の緑茶もありました)がメインですが、他にもアラブ風のコーヒーや搾りたてのフルーツジュース、デザートなどもあって、メニューは豊富です。

薄暗い店内では、おしゃべりを楽しむグループや、長い時間をかけて水たばこを嗜む人もいます。

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4年前に初めて訪れたとき、テテリアに男の子と女の子の可愛らしい店員さん(おそらくヒターノ)がいて、彼らのチャーミングな笑顔を今でも覚えています。

そのムードと装飾に魅了された私たちは、モナドの内装を決める過程で、グラナダのテテリアを真似しました。

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グラナダは、モナドを始めるにあたって、とても影響を受けた街です。再訪することができ、また新鮮な気持ちになれたように思います。

スペインのお話はまだまだ続きますが、商品のご紹介の合間にのんびり記していこうと思っています。次はセビリアのお話です。

[店長]