秋の庭園開放 東京国立博物館

東京国立博物館の庭園で紅葉が楽しめると、根津にお住いのお客さまに教えていただきました。

Teien

本館北側(本館を正面に見て裏手)にある庭園は、普段は入れない場所ですが、春と秋のみ期間限定で開放され、自由に散策することができます。

Sansakumap

庭園内には、野鳥が集まる池があり、その周りに5棟の茶室、そして四季折々の植物が植えられています。しっとりと色づいた銀杏やイロハモミジの下、ゆったりと時間が流れていきます。

こちらは、庭園の西側にある“九条館”。もともと京都御所内の九条邸にあったものを東京赤坂の九条邸に移し、昭和9年こちらに寄贈された建築物です。

Kujoukan

庭園内にある茶室は、申し込めば、茶会や句会を開くことができるそう。由緒ある建物で季節を感じながら、お点前を楽しめるなんて素敵です。

春はエドヒガンザクラやオオシマザクラなど、10種類もの桜が咲き誇り、これもまた美しい光景だとか。ぜひ春にも訪れてみたいと思います。

秋の庭園開放は、今週末の11日(日)まで。この寒さで紅葉した庭園は、見応えがありそうです。

博物館の入館料を払えば、庭園への入園も、総合文化展の観覧もできます。この時期に合わせて本館の各展示室には、もみじをモチーフにした作品が集められています。

この週末、日本の秋を堪能しに上野方面にお出掛けになってみてはいかがでしょう。

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東京国立博物館 庭園(本館北側)
秋の庭園開放
http://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=5718
※庭園入口は、本館を正面に見て右側と左側の2ヵ所あります。

2011年12月11日(日)まで
10時〜16時

[店長]