11月1日(火)から始まった、東京デザイナーズウィーク2011。スペイン大使館で催されている展覧会「SPAINALIGHT スペインは光の国」では、“光”をテーマに、インテリアを中心としたスペインデザインの数々が展示されています。
そこで、イベント2日目に開催された、スペインのインテリアデザイナー5組を招いたセミナー、“SPANISH INTERIORS ALIGHT スペインのインテリアは光とともに”を聴講してきました。
若者3人で結成している、ワンダ・バルセロナ(WANDA BARCELONA)は、“折り紙”をモチーフにデザインを手掛けているグループです。日常にある紙や段ボールを使い、店舗や手作業で創り出す空間は、ロマンティックで夢があります。
エクトール・ルイス・ベラスケス(HÉCTOR RUIZ-VELÁZQUEZ)は、大規模な公共施設から、18㎡しかないアパートメントのデザインまで、幅広く手掛けている建築家。
マドリードの高級ブティック街、ベラスケス通りにある“50㎡のセラミックハウス”では、部屋を上下に区切ることで、狭い空間を最大限に使える工夫が施されています。階高の低い、東京の50㎡では難しく、羨ましいアイデアです。
セミナー後は、ドリンクやピンチョスが振る舞われ、展示作品をゆっくりと鑑賞。毎年楽しみにしているデザインイベントですが、今年も刺激的な時間を過ごすことができました。
展覧会は、11/6(日)まで開催されています。ソファや照明、ラグマットなど100点以上が展示、見て触れることができます。ぜひ、訪ねてみてください。
東京デザイナーズウィーク2011
展覧会“SPAIN ALIGHT スペインは光の国”
http://www.spainalight.com/
スペイン大使館
2011年11月6日(日)まで
開場時間:10時〜17時半
[店長]