食堂に入ると、日本では醤油や塩がテーブルにセットされていたりしますが、スペインではオリーブオイルのボトルが、どんっと置かれていています。スペイン料理が大好きな私でも、毎食、パンとオリーブオイルが続くと、ちょっと飽きてしまいます……。
そんなとき、バルセロナのカテドラル近くにあるサンタ・カテリーナ市場(Mercado de Santa Caterina)のレストランは強い味方です。奥はテーブル席のレストランですが、入口の近くにはカウンター席のバルもあり、軽くつまみたいときにも便利です。
こちらの建物、バルセロナ出身の建築家エンリック・ミラージェス(Enric Miralles)がデザインしたもので、大きくうねった屋根が特長。色鮮やかな野菜や果物をイメージし61色のセラミックタイルが屋根にはられていてます。
市場の建物ですから天井がとても高く、広々として気持ちの良い店内です。大きめの観葉植物と、棚に並べられた食材のパッケージがアクセントになっています。
ピーク時は込み合いますので、今回は時間をずらして入店。野菜がたっぷり入ったクスクス、お米が嬉しいタイ風カレーをいただきました。
メニューは豊富で、FUTOMAKIやTATAKI(!?)など日本食もありますので、アジアの味が恋しくなったときにいかがでしょうか。
[店長]