MONAD の鉄看板

昨年末から根津での営業再開に向けて準備を進めてきたモナドですが、おかげ様で、ようやくプレオープンまでこぎつけることができました。たくさんのお客様からのご支援とご声援のおかげです。心より感謝申し上げます。

自画自賛ですが、温かみのあるオーガニックな店になったと思っています。以前より少し広くなり、より寛げる空間になりました。これからも魅力的な店作りに、店長共々励んでまいりますので、どうぞご期待ください。

さて、今回、新しくなったものひとつが看板です。店を始める前はテントに店名が入っているから要らないかなぁと思ったのですが、実際、店を始めてみて「やはり看板は必要!」ということに気付きました。外を歩かれている方の目線に気付いてなかったんですねぇ。考えてみればあたり前のことなのですが、上を向いて歩かれている方なんていませんよね。

希望は、モナド取扱いのデザイナー、アルベルト・ロボ(Alberto Lobo)のショップのようなアイアンの看板でした。アルベルト本人がデザイン・制作した看板は、バルセロナのゴシック地区の街並みにしっくり馴染んでいます。
Lobo_sign

たまたまマドリードのサラマンカ地区で見つけた、このサインも素敵です。
Roberto

ちなみに、このブティックの向かいにはシビラ(Sybilla)のショップがあるのですが、これまた素敵なんです。初めてマドリードを訪れたときに、このショップでニットを買ったのですが、日本とは違って、とても大人な雰囲気のシビラにドキドキしたのを覚えています。
Sybilla

店内にはペドロ・アルモドバル(Pedro Almodóvar)の映画にでてきそうな真っ赤なベンチシートのソファがあり、そこに足を組んで座った旦那さまが、奥さまの試着にコメントされていて、まさに映画のワンシーンのようでした。そのときの経験からヒントを得てモナドにもベンチを置いていますが、ご夫婦やご友人同士でいらっしゃるお客様にはとても好評です。

話を看板に戻しますが、モナドの新しい看板はこんな感じです。
Monad_sign

ネット上で検索して見つけたアイアン作品のアーティスト、江口良一さん真代さんご夫妻にお願いしました。作っていただいた看板はイメージどおりで、とっても満足しています。夜、ライトを照らすと、またいい感じなんです。時間が経つと錆が馴染んで風合いが増していくということころも自然な感じで気に入っています。

つくづくインターネットって便利ですね。モナドにもネットを見たのですが、とおっしゃってご来店いただいたり、メールやお電話でのお問合せをいただくことも多くなりました。

最近、営業再開の準備ですっかりサイトの更新が滞っていることを反省しております。e-monadも含め、2月12日からの通常営業開始に合わせてアップデートしていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

今週からスペインへ買付に行ってきます。新作やデザイナーの最新情報等、アップしていきますので、どうぞお楽しみに!

[仕入れ担当]