映画「姉のいた夏、いない夏(The Invisible Circus)」

気がつけば9月。振り返ってみると、今年は夏らしい日が少なかったように思います。そんな夏の終わりを惜しんで、夏らしい映画の話を。

Invisiblecircus1_2 2001年制作のキャメロン・ディアス主演「姉のいた夏、いない夏(The Invisible Circus)」。ジェニファー・イーガンの同名のベストセラー小説を映画化したものです。

デザイナーのエレナ・カンセル(Elena Cancel)がポルトガルで個展を開いたお話は、以前、ブログでもご紹介しましたが、彼女が絶賛するポルトガル。スペインには何度も足を運びながら、そのお隣りのポルトガルには未だ訪れたことがありません。ぜひとも行ってみたいと思い、まずは映画でヴァーチャル・トリップとばかりに、かなり昔に観た映画をDVDで観なおしてみました。

Invisiblecircus2 ヒッピームーブメント真っ盛りの頃、「世界を変える」と言って恋人とヨーロッパへ旅立ち、そのまま帰らぬ人となった姉(キャメロン・ディアス)。真実を知りたくて、姉の足跡を追って旅をする妹。

アムステルダムからパリ、ポルトガルへと旅をしていくロードムービーなのですが、そのポルトガルの風景の素晴らしいこと。街の様子も旅情を誘いますが、最後に行き着くエスピシェル岬(Cabo Espichel)は絶景です。

最近は、都市部への旅しかしていないのですが、この映画を観て、また、小さな町を幾つも通り過ぎていくような旅がしてみたくなりました。

[仕入れ担当]