お休みを利用して国立新美術館へ。
「モディリアーニ展」、多くの人が見に来られていました。
彼が描いた肖像画は、細長い首となで肩が特徴的で、アーモンド型の目は無表情でどことなく淋しげな雰囲気が漂っています。
彫刻家だった彼が描く線は凛とした表情をも与えていて、「黒いドレスの女」「珊瑚の首飾りの女」はパリのお洒落な女性達を想像させる好きな作品です。
若くして死んでしまうモディリアーニの自画像は、酒と薬と病気で破滅的な生活を送っていたという事実とは対照的に、穏やかで柔らかく描かれているのが印象的でした。