東京都庭園美術館が開催している年に一度の建物公開展。今年は、朝香宮邸として建物が竣工した1930年代の東京にスポットをあてて紹介しています。
美術館本館では、建物公開展で恒例となっている邸宅空間の再現展示がご覧になれます。普段は、作品保護のために閉じられているカーテンが開かれていて、室内から眺める景色も格別です。
家具や部屋ごとに違う照明器具、装飾などをじっくり見ながら、当時の暮らしに思いを馳せます。
新館ギャラリーでは、東京都現代美術館や東京文化会館などが所有する東京都のコレクションの数々を展示。近代都市として花開いた東京の街並みや人びとの生活を描いた絵画や書籍、当時の写真やファッションがご覧になれます。
日本で最初に公立美術館として建てられた東京都美術館。当時、建物の3階には便殿（皇族の休憩所）があり、そこに置かれていたアンピール様式のソファやテーブルの展示も必見です。
建築をみる2020 東京モダン生活展
https://www.teien-art-museum.ne.jp/
2020年9月27日（日）まで
［店長］
