ロエベ ファンデーション クラフト プライズ 2019

LOEWE 主催によるインターナショナル・アワード「ロエベ クラフト プライズ 2019」の展示を観てきました(2017年のブログはこちら)。伝統的な工芸の重要性を認識し、次世代につながる革新的なビジョンや意思を持つアーティストを評価することを目的に毎年開催されているプライズ。

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2500以上の応募作から、グランプリを獲得した日本人作家・石塚源太氏の漆作品をはじめ、ファイナリストに選ばれた29の作品が並びます。

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スペイン北東部サン・セバスティアン出身のエレナ・イグレシアスが、ヤマウズラの羽根をロウで固定し描いた作品。メビウスの輪を表現した美しい線形に引き込まれます。

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イスラエル出身の陶芸家ミハル・ファーゴは、セラミックの壺に青いベロアをコーティング。力強さと柔らかさ、冷たさとあたたかみを同時に感じさせる作品です。

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会場は、丹下健三設計の草月会館1階スペース。イサム・ノグチの石庭《天国》を散策しながらご覧になれます。

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LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE
http://craftprize.loewe.com/ja/home#call-actions-brief2019
2019年7月22日(月)まで

[店長]