楽しみにしていた展覧会の一つです。16世紀後半、ウィーンとプラハのハプスブルグ家で宮廷画家として活躍したジュゼッペ・アルチンボルド(Giuseppe Arcimboldo)の奇抜な油彩が東京・上野に揃います。
本展のポスターになっている春・夏・秋・冬の四季と、大気・火・大地・水の四大元素を表現した8枚の連作はもとより、本や樽などのモノを組み込んで、その人物の職業を表した肖像画もユーモアたっぷりです。本人が怒ってしまうのでは?と心配になるほど誇張された作品もありますが、当時宮廷内では、とても似ていると評判だったそう。
画業のほかに、祝祭の企画演出も手掛けていたアルチンボルド。皇帝主催の騎馬試合のために描いた美しい飾り馬具のデザインや、ズッキーニのようなズボンをはいたコックの衣装など、知的で遊び心にあふれたデッサン集も見どころです。
展示会場に入る手前に、自分の顔でアルチンボルド風の絵をつくれるコーナーがあります。ぜひ鑑賞前に試してみてください♪額の前に立つと、似ているような?似ていないような??ポートレートが写し出されます♪♪
アルチンボルド 展
http://arcimboldo2017.jp/
2017年9月24日(日)まで
[店長]