ドイツ・ミュンヘンの帽子ブランド、ニッキ・マーカート(Nicki Marquardt)は、この秋、創業20周年を迎えました。
上質な素材のみを使い、伝統の技術と職人技を駆使してひとつひとつ手仕上げされるニッキ・マーカートの帽子。この秋冬はレザーのディテールに注目です。
まず、クラウンの巻き(リボン)部分にレザーをあしらったフェドーラハット。
上のモデルさん着用の帽子も同じデザインですが、モナドでは、タウンスタイルに合わせやすいように、ブリム(つば)が狭いタイプにしました。
素材のフェルトは、最高品質のポルトガル産ラビットファー(兎毛)100%!
続いて、バイザー(ひさし)部分にレザーを使ったスポーティーなニット帽。ベビーアルパカがふんわり柔らかです。
レザーはすべて原皮を購入して自社で植物タンニンなめしを行うというこだわりよう。
下のキャペリンハット、通称・女優帽も同じくラビットファー100%のフェルトで作られています。
モナドでは、同じキャペリンでも、流れるような曲線でカラーブロックになったデザインをチョイス。
そして、ニッキ・マーカートと言えば、foldable hat です。
彼女の代名詞にもなっているフラットに折りたためる帽子も新しいスタイルが入荷します。
シックな3色展開。
春の展示会で撮ったニッキさん(左)とヤスミンさん(右)。
ニッキさんにはフェドーラ帽を、ヤスミンさんには折りたためる帽子を被っていただきました。
この春、初来日を果たしたニッキさん。全国の取引先を訪問されて、日本のマーケットを研究。モナドにも来ていただきましたが、その時も、日本のお客様の反応やニーズなどを熱心に質問されていました。
その来日時のインスピレーションが来春夏のコレクションとして今月末のパリの展示会で発表されるようです。そちらも楽しみですね。
[仕入れ担当]