目黒雅叙園にある東京都指定有形文化財「百段階段」で開催中の企画展を観てきました。昭和初期を代表する日本画家たちが創り上げた絢爛豪華な世界に、日本中の和のあかりが灯ります。
「祭りのあかり」をテーマにした漁樵の間では、迫力満点の青森ねぶたが観られます。純金の箔や砂子で仕上げられた天井や欄間の装飾も見逃せません。
こちらは階段半ばにある草丘の間「夏のあかり」です。江戸風鈴の心地よい音色に、ひと涼み。
頂上の間にある「提灯のあかり」では、山口県のお祭りを彩る金魚たちが泳いでいました。とぼけたような表情に、思わず笑みがこぼれます。
そのほか、ほおずきや紅葉を灯した「草木のあかり」、美濃和紙でつくられたオブジェが灯る「和紙のあかり」など、幻想的な空間が広がっています。
企画展のチケットに浴衣と着付けをセットした、料亭でのランチプランもあるそうです。和装で階段廊下をあがるのも素敵ですね。
和のあかり×百段階段
https://www.megurogajoen.co.jp/event/wanoakari/
2015年8月9日(日)まで
[店長]