シャネル・ネクサス・ホール 「Alaska」 マルク・リブー写真展

1950年代からマグナム・フォトの一員として世界中を駆け巡り、西側のフォトジャーナリストとして初めて中国の取材に成功したことでも有名なマルク・リブー(Marc Riboud)。

激動の時代をとらえた彼の作品の多くは、LIFE 誌や THE TIMES など世界各国の紙面を飾ってきましたが、本展は、これまでほとんど発表されることのなかった「Alaska」シリーズにフォーカスしたものです。

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1958年にジャーナリストのクリスチャン・ベルジョノーと共にアラスカを旅したリブー。そのときのアラスカ・ハイウェイでの出会いや、アラスカ先住民の最大集落の一つ、コッツビューで生活する人々の様子や風景などをとらえた51枚の写真が展示されています。

シャネル・ネクサス・ホールでの展覧会は、会場構成も楽しみの一つですが、今回は、入口となるエレベーターの扉が開くと真っ白な空間が広がりハッとさせられました。1枚1枚の写真にコメントが添えられた作品リストを片手に会場を巡ります。

このアラスカ旅行の前に取材したトルコ、パキスタン、インド、日本など、中東・アジア諸国の写真集 Vers l’Orient (into the Orient)や、Vrouwen van Japan(Women of Japan)なども閲覧可能です。

「Alaska」マルク・リブー写真展
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2015/marc/
シャネル・ネクサス・ホール:12時ー20時
2015年2月15日(日)まで

[店長]