メゾンエルメス「クローゼットとマットレス」展

チリの現代建築家として注目を集めるスミルハン・ラディック(Smiljan Radic)と、そのパートナーの彫刻家マルセラ・コレア(Marcela Correa)の展覧会「クローゼットとマットレス」スミルハン・ラディック+マルセラ・コレア展が、メゾンエルメス8階フォーラムで開催中です。

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日本で初めての個展となる、このインスタレーションでは、フォーラムの1つのスペースでクローゼットを、もう1つのスペースでマットレスを展示。

長い間眠る人を支え、形を変えてきたマットレスの彫刻は、その人の記憶を吸いとったかのような重みを感じます。

色とりどりのガラスの上に建つ大きなクローゼットは、中に入る事ができますが、薄い板でできているので壁に触れることはできません。ミシミシとなる床を心配しながら足を踏み入れ、暗闇に身を潜めました。

過去を掘り下げ発展させることで、アイデンティティを確立できると考えている二人の作品です。その中で、私たちの過去や思い出、秘密などを思い起こさせます。

クローゼットとマットレス
スミルハン・ラディック+マルセラ・コレア展
The wardrobe and the mattress
by Smiljan Radic and Marcela Correa
http://www.art-it.asia/u/maisonhermes/F8mYbsUG2d7noQRpT6rz

メゾンエルメス 8階フォーラム:11時-20時(日曜19時まで)
2013年11月30日(土)まで

[店長]