国立西洋美術館「ル・コルビジェと20世紀美術」展

上野恩賜公園にある国立西洋美術館は、建築家ル・コルビジェ(Le Corbusier)の「無限に成長する美術館としてのアイデアを実現した建造物の一つです。

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その国立西洋美術館本館の常設スペースで「ル・コルビジェと20世紀美術 Le Corbusier and 20th Century Art」展が開催中です。

ル・コルビジェ建築に大きく影響を及ぼした、自身の絵画作品や彫刻、版画、タピスリーなどに加え、ル・コルビジェと深く関わりのあった作家たちの作品が展示されています。

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そして今、フランス政府やル・コルビジェ財団が中心となり、この国立西洋美術館やフランスのロンシャン礼拝堂など、世界6カ国に点在する代表的な彼の建築作品をまとめて、ユネスコの世界遺産リストへの登録を目指しています。

美術館のある台東区でも盛んにPR活動が行われていますが、その一環として、今月末の10月28日(月)に「大茶会」が開催されるそう。

午前11時から午後4時までの間、同美術館の前庭で野点が行われ、どなたでもお茶を楽しめます。

いつもは月曜日が休館日ですが、イベント開催中は「ル・コルビジェと20世紀美術」展を無料で観覧できるそうですので、お散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか。

ル・コルビジェと20世紀美術
Le Corbusier and 20th Century Art
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2013lecorbusier.html
2013年11月4日(月・祝)まで
9時30分〜17時30分(金曜日は20時まで)月曜休館

[店長]