リングのご紹介が続いていますが、今日お見せするリングも傑作揃いです。
ヘレナ・ローナー(Helena Rohner)を象徴するポーセリンのリング。今シーズンは、ゴールドカラーのブラス(真鍮)をベースに、厚みのある横長の楕円形で登場です。
カラーバリエーションは、チョコレート、アイボリー、モスの3色。すっかり秋めいてきた今の気分にぴったりの色が揃いました。
毎シーズン、新デザインで登場するポーセリン・リング。ヘレナがマドリードのアトリエでデザインしたものを、マドリードの地元の焼き物職人が一個一個焼き上げていきます。すべて手作業ですので、まったく同一のものはありません。
まずはユニークなところで、チョコレート。大人のビターチョコレートといったところでしょうか。カカオ豆を連想させる形です。
<#1840:Helena Rohner リング CHOCOLATE>
ネーミングも洒落ていますが、驚きはこの色表現です。ジュエリーには珍しい色味。意外性のある色表現もヘレナの持ち味です。
こちらはエレガントの代名詞、アイボリー。ゴールドカラーとの親和性は抜群です。
<#1841:Helena Rohner リング IVORY>
縦長のオーバルはよくありますが、横長はちょっと珍しいですよね。さりげなく個性的な印象を残します。
そして、極めつけはこのモス。苔(こけ)という粋な名前のポーセリン。このなんとも言えない緑の濃淡が鳥肌ものです。
<#1842:Helena Rohner リング MOSS>
奥に見える「ひび文様」が味わい深さを添えています。
ヘレナのポーセリンには、モスのような「ひび文様」が見られるものがあります。
ときどき、お客さまから「ポーセリンのヒビのようなものは何ですか」と訊かれることがありますが、これは焼き物でいうところの「貫入(かんにゅう)」で、表面に施した釉薬(ゆうやく)の「ひび」のことです。青磁の器では、美しい貫入をよく目にしますよね。
焼き物の専門家の方々は、それを焼き物に欠かせない「風景」と捉えていらっしゃるようです。素敵ですね。
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