アルカサル(Reales Alcázares)は、セビリアにある世界遺産の一つ。レコンキスタ(国土回復運動)後、残されたイスラムの王宮跡地を、歴代のキリスト教の王が改修してきたムデハル様式の宮殿です。
鮮やかなモザイクタイルをはじめ、唐草などの植物の柄が永遠に続くアラベスク模様は見事。
そしてここでも、素晴らしい中庭や西洋風にデザインされた庭園を見る事ができます。
イスラム文化は、偶像崇拝を禁じてきたため、人物や神の絵画や彫刻はほとんどなく、芸術的な表現として建物や中庭が発展してきたそうです。
本来、砂漠の過酷な状況で暮してきたイスラムの人々は、地上の楽園をパティオに表現したと言われています。そのイスラムの文化を色濃く残し、キリスト教の文化を融合させた、アンダルシアらしい建物です。
セビリアのお話は、まだ続きます。
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こちらは、アルカサルのミュージアムショップで売られているコースターです。上記の写真にも少し写っていますが、実際に宮殿内で使われているタイルがモチーフになっています。彩りが美しい幾何学模様のコースターが、ハッピー福引きで当たるかも知れません♪
[店長]