現在、銀座のシャネル・ネクサス・ホールで開催中のエリオット・アーウィット(Elliot Erwitt)の写真展に行ってきました。
お馴染みの犬の写真をはじめ、パリの日常を切り取ったモノクローム写真がたっぷり展示されています。BGMにバル・ミュゼットを流し、古き良きパリを演出しているあたり、さすがネクサス・ホールですね。洒落てます。
また、階段そばのモニタで流されている映像は必見です。10分弱の短い映像ですが、作品の紹介から、アトリエの案内まで内容は盛りだくさん。
エリオット・アーウィットが「最近の風潮の中でPhotoShopだけはいただけない」と言ってるそばから、彼の別の顔、写真家のアンドレ・S・ソリダー(André S. Solidor)が登場し、「PhotoShopは最高さ」と対照的なコメントをしていたりと、とってもお茶目です。
また、彼の写真に対する考え方を訊かれ、自らの写真は「管理されたドキュメンタリーだ」と回答しているのが印象的でした。
約5年前にも同ホールで「PERSONAL BEST PERSONAL CHOICE」展を開催したアーウィットさん。今年4月にはイタリアをテーマにした写真展が三越日本橋で開催されるようです。
御年83歳。今回の展覧会に先駆けて来日されたようですが、ますますお元気ですね。
『PARIS SERA TOUJOURS PARIS !』
エリオット アーウィットが見つめたパリ
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2012/erwitt/index.html
シャネル・ネクサス・ホール(銀座)
2月29日(水) まで・無休
12:00〜20:00
[仕入れ担当]