銀座松屋8階のイベントスクエアで開催中の「柳宗悦展 暮らしへの眼差し」。暮らしの中から生まれる美を追求した、柳宗悦の生涯をたどる展覧会です
民衆のあいだで使われていた日常の生活道具を「民藝」と名付けて提唱し始めたのが大正末期。柳宗悦は、下手物とよばれ、美術の分野から無視されていた素朴で大衆向けの工芸品に、手仕事の良さと美を見いだし人々に紹介していきます。
この展覧会では、柳宗悦自身が愛用していた眼鏡や硯など身の回りの品に始まり、「用の美」に着目するきっかけとなった朝鮮時代の工芸、琉球や台湾の衣装や装身具、そして全国各地を巡って収集した陶磁器・染織・金工・紙などの、さまざまな分野の工芸品を見ることができます。
また展覧会の傍らでは、全国各地から選ばれた、作家、クラフトマン、職人、デザイナー等が手がける暮らしの品々を見ることのできる「銀座・手仕事直売所」が同時開催中です。
台所の器やインテリアグッズ、アクセサリーなど、暮らしを豊かにしてくれる魅力的な「手仕事」の品々が並んでいます。作品を見るだけでも楽しめると思います。
柳宗悦展 暮らしへの眼差し
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20110915_yanagi.html
銀座松屋8階イベントスクエア
2011年9月26日(月)まで
10:00〜20:00(最終日17時閉場)
[店長]